
「デビットカード アメックス」と検索されているあなたは、アメックスのステータス性と即時決済の利便性を両立したカードをお探しではないでしょうか。
しかし、現在日本国内でアメックスブランドのデビットカードは提供されていません。
では、デビットカードはクレジットカードの代わりとして使えるのか、そもそもアメックスの何がそんなにいいのか、といった疑問が浮かびます。
この記事では、なぜアメックスが使えない店が多いのかという実用的な情報から、カードの種類やランク、例えば人気のエキスプレスカード ゴールドやステータス性の高いプラチナ、謎に包まれた黒いカード、そして手頃なシルバーカードに相当するカードの年会費まで、幅広く解説します。
さらに、申し込みの際に気になるアメックスの審査に通る年収はどのくらいかという年収の目安や、あなたに最適なおすすめのアメックス提携カードについても詳しくご紹介します。
- アメックスのデビットカードが日本にない現状と理由
- 代替案となるアメックスカードの種類やランクごとの特徴
- カード選びで重要な年収や審査に関する目安
- アメックスのメリット、デメリット、活用方法
デビットカード アメックスの現状と基礎知識
- デビットカードはクレカの代わりになる?
- アメックスの何がそんなにいいのか解説
- なぜアメックスが使えない店が多いのか
- アメックスの審査に通る年収の目安は?
- カードの申し込み方法と注意点
- おすすめのアメックス提携カードを紹介
デビットカードはクレカの代わりになる?

結論から言うと、デビットカードとクレジットカードは決済の仕組みが異なるため、完全な代替にはなりませんが、多くの場面で代わりとして利用可能です。
両者の最も大きな違いは、支払いが行われるタイミングにあります。
デビットカードは、支払いと同時にご自身の銀行口座から利用額が即時引き落としされます。
一方、クレジットカードは、カード会社が一時的に支払いを立て替え、後日まとめて利用者に請求する「後払い」の仕組みです。
デビットカードのメリット・デメリット
メリット: 銀行の預金残高の範囲内でしか利用できないため、使いすぎる心配がありません。現金感覚で利用でき、家計管理がしやすい点が魅力です。
デメリット: 口座残高が不足していると決済できません。また、一部の月額課金サービスやガソリンスタンドなどでは利用できない場合があります。
クレジットカードのメリット・デメリット
メリット: 手元に現金がなくても高額な買い物ができ、分割払いやリボ払いなど柔軟な支払い方法を選べます。利用実績を積むことで社会的信用(クレジットヒストリー)を築ける点も大きな利点です。
デメリット: つい使いすぎてしまうリスクがあり、計画的な利用が求められます。
このように、デビットカードは使いすぎを防ぎたい方や現金主義の方にとって、クレジットカードの良い代替手段となります。
ただ、アメックスブランドの特典やステータスを求める場合は、クレジットカードを選択する必要があります。
アメックスの何がそんなにいいのか解説

アメリカン・エキスプレス(アメックス)のカードが多くの人に選ばれる理由は、単なる決済機能にとどまらない、圧倒的なステータス性と充実した付帯サービスにあります。
年会費が他のカードに比べて高額な傾向にありますが、それを上回る価値を提供している点が最大の魅力です。
具体的には、以下のような特典が挙げられます。
高品質なトラベルサービス
アメックスは特に旅行関連のサービスに定評があります。
国内外の空港ラウンジを無料で利用できる権利や、最高1億円にもなる手厚い海外旅行傷害保険が付帯します。
また、手荷物無料宅配サービスや、世界中のホテルで優待を受けられる特典など、旅を快適にするサービスが満載です。
独自のポイントプログラム
「メンバーシップ・リワード」というポイントプログラムは、有効期限がなく、マイルや提携ホテルのポイントへの交換レートが高いことで知られています。
日常の買い物で貯めたポイントを、非日常の体験に交換できる楽しみがあります。
ダイニングやエンターテイメントの優待
高級レストランのコース料理が1名分無料になるサービスや、会員限定のイベントへの招待など、日常を豊かにする特典も豊富に用意されています。
言ってしまえば、アメックスは「カードを持つことで得られる体験」に価値を置いているブランドです。
そのため、決済のスムーズさだけでなく、ライフスタイル全体を豊かにしたいと考える方に強く支持されているのです。
なぜアメックスが使えない店が多いのか

「アメックスは使えるお店が少ない」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、その背景には主に加盟店手数料と決済ネットワークの問題があります。
しかし、現状ではそのイメージは過去のものとなりつつあります。
もともとアメックスは、他の国際ブランド(VisaやMastercard)に比べて加盟店が支払う手数料がやや高い傾向にありました。
そのため、利益率の確保が難しい小規模な個人経営の店舗などでは、導入を見送るケースが多かったのです。
しかし、この状況は大きく変わりました。
JCBとの提携で利便性が大幅アップ
2000年にアメックスはJCBと業務提携を結びました。
これにより、日本国内のほとんどのJCB加盟店でアメックスカードが利用できるようになっています。
レジにアメックスのロゴがなくても、JCBのロゴがあれば使える場合がほとんどです。
もちろん、現在でも一部の個人商店や地方のローカルチェーン店、特定のオンライン決済サービスなどでは利用できない場面もあります。
そのため、アメックスカードをメインで利用する場合でも、念のためVisaやMastercardといった別のブランドのカードを1枚持っておくと、より安心です。
アメックスの審査に通る年収の目安は?

アメックスのカード審査において、「年収がいくら以上必要」という明確な基準は公式には発表されていません。
アメックスは申込者の年収額だけでなく、勤務先、勤続年数、そして何より個人の信用情報(クレジットヒストリー)を総合的に判断して発行可否を決定します。
ただ、一般的に言われている目安は存在します。
カードランクごとの年収目安(一般論)
- アメックス・グリーン:年収300万円以上
- アメックス・ゴールド:年収400万円〜500万円以上
- アメックス・プラチナ:年収600万円〜800万円以上
ご注意:
上記の年収はあくまで一般的な目安であり、この基準を満たせば必ず審査に通るわけではありません。
逆に、この年収に満たなくても、過去のカード利用履歴が良好であったり、安定した職業に就いていたりすることで審査に通るケースも多くあります。
もっと言えば、アメックスが重視するのは「カード利用額を遅延なく支払える安定した能力」です。
そのため、年収の高さそのものよりも、継続的で安定した収入があることの方が重要視される傾向にあります。
初めて申し込む方は、まずはスタンダードなグリーン・カードから実績を積んでいくのが良いでしょう。
カードの申し込み方法と注意点

アメックスカードの申し込みは、主に公式ウェブサイトからのオンライン手続きが基本となり、非常にスムーズに進めることができます。
申し込みからカード受け取りまでの大まかな流れは以下の通りです。
申し込みの基本的な流れ
- 公式サイトへアクセス: 申し込みたいカードのページを開きます。
- 必要情報の入力: 氏名、住所、勤務先、年収などの個人情報を入力フォームに従って記入します。
- 審査: 入力された情報と信用情報機関の情報を基に、アメックスによる審査が行われます。
- カード発行・受け取り: 審査に通過すると、約1週間〜3週間ほどでカードが本人限定受取郵便などで郵送されます。
アメックスカードの注意点
アメックスカードを利用する上で、いくつか知っておくと良い特有の注意点があります。
- セキュリティコードの位置: 多くのカードでは裏面に3桁で記載されていますが、アメックスはカード表面の右上に4桁の数字で記載されています。オンラインショッピングの際など、間違えないように注意が必要です。
- 年会費ではなく月会費のカードも: アメックス・グリーン・カードは年会費ではなく月会費制を採用しており、より気軽に試すことが可能です。
申し込み自体は簡単ですが、入力情報に誤りがあると審査に時間がかかったり、通過できなかったりする原因になります。情報は正確に入力するよう心がけましょう。
おすすめのアメックス提携カードを紹介

アメックスには、プロパーカード(アメックスが直接発行するカード)の他に、航空会社やホテルグループと提携して発行している提携カードも多数存在します。
これらは特定のサービスを利用する際に大きなメリットを発揮するため、ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
ここでは代表的な提携カードをいくつかご紹介します。
旅行好き・マイラーにおすすめのカード
- ANAアメリカン・エキスプレス・カード: ANAグループでの利用でポイントが貯まりやすく、貯めたポイントを無期限でANAマイルに交換できます。日常の買い物でもマイルを貯めたいANAユーザーに最適です。
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード: 保有するだけでデルタ航空の上級会員資格が得られる特典が付帯します。デルタ航空やスカイチーム加盟航空会社をよく利用する方には非常に価値の高い一枚です。
ホテル利用が多い方におすすめのカード
- マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カード: 毎年のカード継続で無料宿泊特典がもらえ、貯めたポイントを世界中のマリオット系列ホテルの宿泊に利用できます。還元率も高く、ホテル好きから絶大な人気を誇ります。
- ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス・カード: こちらも保有するだけでヒルトンの上級会員資格「ゴールドステータス」が付帯し、朝食無料サービスなどの特典を受けられます。
このように、提携カードは「特定のジャンルに特化した特典」が魅力です。
ご自身の趣味や出張のスタイルに合わせてカードを選べば、プロパーカード以上に大きなメリットを享受できる可能性があります。
デビットカード アメックス以外のカード種類とランク
- アメックスカードの種類とランク一覧
- ステータスを象徴するプラチナカード
- 人気のエキスプレスカードゴールド
- 招待制?謎に包まれた黒いカード
- シルバーカードの年会費はいくら?
- 総括:デビットカード アメックスの将来性
アメックスカードの種類とランク一覧

アメックスのプロパーカードには、いくつかの種類とランクが存在し、それぞれ年会費や付帯する特典が異なります。
自分のライフスタイルや求めるサービスレベルに応じて、最適な一枚を選ぶことが重要です。
主なカードランクは以下の通りです。
カードランク | 主なカード名 | 年会費(税込)の目安 | 特徴 |
---|---|---|---|
スタンダード | アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード | 月会費1,100円 (年換算13,200円) | アメックスの基本的なサービスを利用できる入門カード。旅行関連の特典も付帯。 |
ゴールド | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード | 39,600円 | ダイニング特典や充実した保険など、実用性の高い特典を多数備えた人気カード。 |
プラチナ | アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード | 165,000円 | コンシェルジュサービスやホテル上級会員資格など、最高峰のサービスを提供するカード。 |
ブラック(招待制) | アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード | 非公開 | 完全招待制の最上位カード。詳細はほとんど公開されていない。 |
どのランクを選ぶべき?
初めてアメックスを持つならグリーン・カード、特典を積極的に活用して年会費以上の価値を得たいならゴールド・プリファード・カード、そして最高級のサービスとステータスを求めるならプラチナ・カードが選択肢となります。
まずは背伸びせず、ご自身の利用頻度や予算に合ったカードから始めることをお勧めします。
ステータスを象徴するプラチナカード

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、年会費165,000円(税込)と高額ながら、それを遥かに上回る価値と体験を提供してくれる、まさにステータスを象徴する一枚です。
このカードは、単なる決済手段ではなく、持ち主のライフスタイルを格上げするための特別なツールと言えます。
プラチナ・カードの特典は多岐にわたりますが、特に象徴的なのが以下のサービスです。
プラチナ・コンシェルジュ・デスク
24時間365日、専任のコンシェルジュが電話一本で様々な要望に応えてくれます。
旅行の手配やレストランの予約はもちろん、「入手困難な商品の探索」といった難しい依頼にも対応してくれる、まさに自分だけの秘書のような存在です。
ホテル・メンバーシップ
カードを保有しているだけで、世界的な高級ホテルグループ(マリオット、ヒルトンなど)の上級会員資格が無条件で付与されます。
これにより、通常は年間何十泊もしなければ得られない、部屋のアップグレードや朝食無料サービス、レイトチェックアウトといったVIP待遇を受けられます。
フリー・ステイ・ギフト
年に一度、国内の対象ホテルに1泊2名まで無料で宿泊できるギフトが贈られます。これだけで数万円の価値があり、年会費の一部を回収できる人気の特典です。
他にも、世界中の空港ラウンジを同伴者1名まで無料で利用できる「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション」や、家電の故障を補償する「ホームウェア・プロテクション」など、挙げきれないほどの特典が付帯します。
まさしく、最高レベルの体験を求める方のためのカードです。
人気のエキスプレスカードゴールド

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、アメックスの中でも特に人気の高いカードです。
その理由は、39,600円(税込)という年会費に対して、実用性が高く、年会費の元を取りやすい豪華な特典が数多く付帯している点にあります。
ステータス性と実用性のバランスが非常に良く、「初めて持つゴールドカード」としても、「メインカード」としても活躍します。
ゴールド・ダイニング by 招待日和
国内外の約250店の対象レストランで所定のコースメニューを2名以上で予約すると、1名分のコース料金が無料になるという、非常に人気の高い特典です。
1回利用するだけで1万円〜2万円ほどお得になるため、年に数回利用すれば、これだけで年会費の大部分を回収できます。
継続特典「フリー・ステイ・ギフト」
年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続すると、国内対象ホテルの無料宿泊券(1泊2名分)がもらえます。
これも数万円の価値があるため、大きなメリットです。
充実の保険とトラベルサービス
最高1億円の海外旅行傷害保険や、航空便遅延費用補償、スマートフォンの修理代金を補償するプロテクションなど、万が一の際に安心な保険が充実しています。
もちろん、国内外の空港ラウンジも同伴者1名まで無料で利用可能です。
ゴールド・プリファード・カードは、「アメックスの良さを実感したいけれど、プラチナはまだ早いかな」と感じる方にぴったりの一枚です。
特典を賢く活用すれば、年会費以上の価値を十分に得られます。
招待制?謎に包まれた黒いカード

アメックスの話題で時折登場する「黒いカード」。
その正体は、アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードと呼ばれる、完全招待制のカードです。
これはアメックスが発行するカードの中で最上位に位置し、選ばれたごく一部の富裕層のみが手にすることができます。
このカードは、一般の申し込みを受け付けていません。
アメックス・プラチナ・カードなどで長年にわたり高額な利用実績を積み重ねた顧客の中から、アメックス側が相応しいと判断した方にのみ、招待状(インビテーション)が届くと言われています。
詳細は全て非公開
センチュリオン・カードの年会費、入会金、付帯する特典やサービスの具体的な内容は、公式には一切公開されていません。
インターネット上では様々な憶測が飛び交っていますが、そのどれもが伝聞に基づく情報です。
「専任のコンシェルジュがどんな願いも叶えてくれる」「世界中の航空会社でファーストクラスにアップグレードされる」など、伝説のようなサービスが噂されていますが、その真偽はカード会員のみが知るところです。
まさに、カードという枠を超えた、究極のステータス・シンボルと言えるでしょう。
シルバーカードの年会費はいくら?

「アメックスのシルバーカード」を探されている方もいらっしゃいますが、結論から言うと、現在アメリカン・エキスプレスには「シルバーカード」という名称のクレジットカードは存在しません。
おそらく、「ゴールド」や「プラチナ」に対するスタンダードなカード、つまり最も基本的なランクのカードを指して「シルバー」とイメージされているのだと推測されます。
その役割を担うのが、「アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード」です。
アメックス・グリーン・カードの概要
- カード名:アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
- 費用:月会費 1,100円(税込) ※年換算で13,200円
- 特徴:アメックスのエントリーカードでありながら、空港ラウンジの利用や基本的な旅行保険など、他社のゴールドカードに匹敵するサービスが付帯しています。月会費制なので、お試しで持ちやすいのも魅力です。
このように、「シルバーカード」という名称のカードはありませんが、アメックスのステータスと基本的な特典を体験したいという方には、このグリーン・カードが最適な選択肢となります。
年会費(月会費)も比較的抑えられているため、アメックス入門にぴったりの一枚です。
総括:デビットカード アメックスの将来性
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 現在、日本国内でアメックスブランドのデビットカードは発行されていない
- 米国では「アメックス・リワード・チェッキング」としてデビット機能付きサービスが存在する
- 日本でのデビットカード導入の予定は現時点で未定
- アメックスを利用したい場合の代替案はクレジットカードまたはプリペイドカード
- デビットカードは即時決済、クレジットカードは後払いで仕組みが異なる
- アメックスの魅力は高いステータス性と充実した付帯サービスにある
- 特に旅行関連の特典(空港ラウンジ、手厚い保険など)に定評がある
- JCBとの提携により、日本国内でも利用できる店舗は非常に多い
- カードにはランクがあり、グリーン、ゴールド、プラチナが主な選択肢
- グリーンカードはアメックス入門に適したスタンダードな一枚
- ゴールドカードは実用的な特典が多く、コストパフォーマンスが高いと人気
- プラチナカードは専任コンシェルジュなど最高峰のサービスを提供
- センチュリオン(黒いカード)は一般には申し込めない完全招待制のカード
- カード審査では年収だけでなく、職業や信用情報が総合的に判断される
- ライフスタイルに合わせ、プロパーカードか提携カードかを選ぶことが重要
デビットカード アメックスの登場は未定ですが、アメックスにはあなたの生活を豊かにする魅力的なクレジットカードが多数存在します。
この記事を参考に、ご自身に最適な一枚を見つけてみてください。