カラオケ店で「機種はDAMとJOYSOUNDのどちらにしますか？」と聞かれ、どちらを選べば良いか迷った経験はありませんか。
DAMとジョイサウンドの違いを理解することは、カラオケを最大限に楽しむための第一歩です。
この記事では、多くの方が気になる採点の違いや、結局どっちが人気なのか、また歌い手にとってどっちが難しい、あるいはどっちが歌いやすいのかといった疑問に答えます。
さらに、ボカロやアニソン、洋楽といった特定ジャンルの曲数、ファンにはたまらない本人映像やライブ映像、フェス映像の充実度、そして基本となる音質まで、あらゆる角度から両機種を比較します。
最新機種のスペックはもちろん、リモコンの使いやすさ、便利なアプリ連携、歌声を彩るエフェクト機能も解説。
ヒトカラ（一人カラケ）での楽しみ方、録音機能の性能、そしてDAMともやうたスキといった会員サービスの違いについても詳しく解説していきます。
DAMとジョイサウンドの違いを比較
最新機種のスペックをチェック
カラオケ機種を選ぶ上で、まず注目したいのが最新機種の性能です。
DAMとJOYSOUNDは、それぞれ独自の技術を投入したフラッグシップモデルを展開しており、体験の質を大きく左右します。
現在の最新機種は、DAMが「LIVE DAM AiR」、JOYSOUNDが「JOYSOUND X1」です。
DAMの「LIVE DAM AiR」は、音声認識機能「しゃべってリモコン」が特徴で、「OK、DAM！」と話しかけるだけで曲予約やキー変更などの操作が可能です。
また、業界最高峰と評される採点コンテンツ「精密採点Ai」は、人の感性を揺さぶる歌声を評価するAi感性メーターを搭載し、より深みのある歌唱分析を提供します。
ライブ会場の音響を再現する「ライブサウンド」機能も健在で、臨場感あふれるカラオケ体験を追求しています。
一方、JOYSOUNDの「JOYSOUND X1」は、業界最多を誇る36万曲以上の楽曲数が最大の武器です。
独自の音声処理技術「X-Leben II」により、クリアで伸びやかな歌い心地を実現しています。
また、オンラインで他のユーザーとカラオケを楽しめる「X PARK」など、エンターテインメント機能の拡充にも力を入れている点が特徴です。
| 項目 | LIVE DAM AiR (DAM) | JOYSOUND X1 (JOYSOUND) |
|---|---|---|
| 特徴 | AIによる音声操作と高精度な採点機能 | 業界最多の楽曲数とクリアな音質 |
| 採点コンテンツ | 精密採点Ai | 分析採点AI+ |
| 音響技術 | ライブサウンド機能 | X-Leben II |
| 独自機能 | 音声認識操作、豊富な本人映像 | X PARK（オンラインカラオケ） |
曲数で選ぶならどっち？
歌いたい曲が必ず見つかるかどうかは、カラオケの満足度を左右する重要な要素です。
この楽曲数という点においては、JOYSOUNDが圧倒的な強みを持っています。
JOYSOUNDは「圧倒的曲数No.1」をスローガンに掲げており、最新機種の「JOYSOUND X1」では約36.8万曲を搭載しています。
これは、DAMの最新機種が約34.4万曲であることと比較しても、2万曲以上の差があります。
特に、ボーカロイド楽曲、マイナーなアニメソング、ゲームソング、同人音楽といったニッチなジャンルに強く、他の機種では見つからない曲を歌いたい方にとっては、JOYSOUNDが第一の選択肢となるでしょう。
ただ、DAMも毎週200曲程度の新曲を追加しており、一般的なJ-POPやヒット曲で困ることはほとんどありません。
むしろ、特定のメジャーアーティストのカップリング曲やアルバム曲などは、DAMの方が充実しているケースもあります。
歌いたい曲が配信されているか、公式サイトで事前にチェックしてみるのがおすすめです。
曲数で選ぶ際のポイント
JOYSOUNDがおすすめな人:ボカロ、アニソン、ゲームソングなど、幅広いジャンルの曲を歌いたい方。
→ JOYSOUND楽曲検索はこちら
DAMがおすすめな人:最新のJ-POPや定番のヒット曲を中心に歌う方。
→ DAM楽曲検索はこちら
音質にこだわるならこの機種
音質は、歌い心地に直結する非常に重要なポイントです。
DAMとJOYSOUNDでは、音作りのコンセプトが異なり、それぞれに特徴があります。
DAMの音質は、一般的に「ドンシャリ」と表現されることがあります。
これは、低音（ドン）と高音（シャリ）が強調された迫力のあるサウンドを指します。
特に重低音が響くため、ロックやダンスミュージックを歌うと、ライブ会場にいるかのようなパワフルな感覚を味わえます。
原曲の再現度を重視しており、プロの音楽家が監修した音源はクオリティが高いと評判です。
一方、JOYSOUNDの音質は、比較的「フラット」でバランスが取れています。
マイクから入った自分の声がスピーカーからクリアに返ってくる「声の返り」が良いとされており、歌いやすさを重視する方に好まれる傾向があります。
また、キーを変更した際の音質の劣化が少ない点も強みです。
キーを上げ下げして歌うことが多い方にとっては、JOYSOUNDの方が違和感なく歌えるでしょう。
どちらの音質が良いかは完全に好みの問題です。
迫力や臨場感を求めるならDAM、自分の声のモニタリングしやすさや自然な歌い心地を求めるならJOYSOUNDを試してみるのがおすすめです。
結局どっちが人気なの？
「DAMとJOYSOUND、結局どっちが人気なの？」という問いに対する答えは、「利用者の目的や好みによって人気は分かれる」というのが実情です。
一般的に、音質や映像のクオリティ、そして本格的な採点機能を重視する層からはDAMが絶大な支持を集めています。
特に「ビッグエコー」はDAMの系列店であるため、基本的にDAMの機種が設置されています。
本格的に歌の練習をしたい人や、アーティストの本人映像を見ながら歌いたい人にはDAMが選ばれる傾向が強いです。
一方で、楽曲数の多さや、アニメソング・ボカロ曲といった特定ジャンルの充実度を求める層からはJOYSOUNDが人気です。
友人同士で様々なジャンルの曲をワイワイ楽しみたい場合や、DAMには入っていないマイナーな曲を歌いたい場合にはJOYSOUNDが選ばれます。
JOYSOUNDの直営店はもちろん、「カラオケ館」や「カラオケまねきねこ」などの多くのチェーン店では、DAMとJOYSOUNDの両方を設置しているため、部屋を選ぶ際に指定できます。
店舗による設置状況
お近くの店舗で希望の機種が設置されているか、公式サイトで確認するのが確実です。
特に最新機種で歌いたい場合は、事前の確認をおすすめします。
採点の違いはどこにある？
カラオケの楽しみ方として欠かせない「採点機能」。
DAMとJOYSOUNDでは、この採点システムの思想が大きく異なり、これが両機種の最大の違いと言っても過言ではありません。
DAM：プロ志向の「精密採点」
DAMの採点は、その名の通り「精密さ」を追求しています。
代表的な「精密採点Ai」では、音程の正確さはもちろん、ビブラート、しゃくり、こぶし、フォールといった歌唱テクニックを細かく分析・評価します。
音程バーも細かく表示され、少しのズレも見逃しません。
そのため、歌唱力を客観的に分析し、本気で上達を目指す人向けの採点システムと言えます。
高得点を出すのが難しく、「DAMで90点を取れれば上手い」と言われることも多いです。
JOYSOUND：楽しむための「分析採点」
JOYSOUNDの採点は、みんなで楽しむことを重視した設計になっています。
代表的な「分析採点AI+」は、DAMに比べると音程の判定がやや甘めで、気持ちよく歌うとAIボーナスが加算されるなど、高得点が出やすい傾向にあります。
歌唱テクニックも検出されますが、DAMほど厳密ではなく、エンターテインメント性が高いのが特徴です。
気軽に採点を楽しみたい、仲間内で盛り上がりたいというシチュエーションに向いています。
JOYSOUNDなら90点取りやすいのにDAMになると取りにくくなるの辛い
— 🪵まき🪵 (@maki_makki224) August 24, 2025
採点厳しすぎやろ！！ pic.twitter.com/5tpUTvK0oS
点数の捉え方に注意
前述の通り、JOYSOUNDはDAMよりも平均点が10点近く高く出ることがあります。
そのため、「JOYSOUNDで95点だったからDAMでも同じくらいだろう」と考えて挑戦すると、厳しい結果に驚くかもしれません。
両者の点数は全くの別物と捉えましょう。
どっちが難しい？どっちが歌いやすい？
「高得点を取るのが難しいのはどっち？」と聞かれれば、間違いなくDAMです。
前述の通り、DAMの「精密採点」は音程やリズム、表現力などを非常に厳しく評価するため、生半可な歌唱では高得点は望めません。
プロの歌手を目指す人が練習に使うほど、その基準はシビアです。
逆に、「歌いやすいのはどっち？」という問いに対しては、多くの場合JOYSOUNDに軍配が上がります。その理由はいくつかあります。
- ガイドメロディーが大きい： JOYSOUNDは伴奏に埋もれがちなガイドメロディーの音が比較的大きく、音程を取りやすいと感じる人が多いです。
- キー変更に強い： キーを大幅に変えても音質の劣化が少なく、自分の声域に合わせて自然に歌えます。
- 声の返りが良い： マイクを通した自分の声がクリアに聞こえるため、音程を調整しやすいです。
もちろん、歌いやすさの感じ方には個人差がありますが、カラオケに慣れていない方や、うろ覚えの曲を歌う際には、JOYSOUNDの方が安心して歌えるかもしれません。
機能でわかるDAMとジョイサウンドの違い
本人映像が多いのはどっち？
楽曲の世界観に浸る上で欠かせない「本人映像」。
アーティスト本人が出演するミュージックビデオを見ながら歌えるのは、カラオケの大きな魅力の一つです。
この本人映像の充実度に関しては、DAMがJOYSOUNDを圧倒しています。
DAMは映像コンテンツに非常に力を入れており、特にJ-POPのヒット曲や有名アーティストの楽曲では、その多くで本人映像が配信されています。
中には、B'zのように、配信されている楽曲のほぼ全てが本人映像というアーティストもいるほどです。
公式ミュージックビデオを背景に歌うことで、没入感や満足度が格段に高まります。
JOYSOUNDも人気曲には本人映像を用意していますが、その数ではDAMに及びません。
ただし、後述するアニメ映像など、特定のジャンルでは独自の強みを発揮します。
本人映像を重視するならDAM一択！MVを見ながら歌いたい、ライブ感を味わいたいという方は、迷わずDAMを選ぶことをおすすめします。
ライブ映像やフェス映像の充実度
本人映像と同様に、カラオケの臨場感を高めてくれるのが「ライブ映像」や「フェス映像」です。
実際のライブパフォーマンス映像をバックに歌えば、まるで自分がステージに立っているかのような興奮を味わえます。
この点においても、映像コンテンツに強いDAMに軍配が上がります。
DAMでは「まま音」という名称で、ライブ映像と音源をそのまま楽しめるコンテンツを多数配信しています。
アーティストの歌声や観客の歓声も一緒に流れるため、一体感は抜群です。
有名なドーム公演や音楽フェスの映像も多く、ファンにとってはたまらないコンテンツとなっています。
JOYSOUNDもライブ映像は配信していますが、数やバリエーションの面ではDAMに一歩譲る印象です。
しかし、JOYSOUNDには「みるハコ」というサービスがあり、カラオケルームでライブビューイングや音楽ライブのアーカイブ映像を視聴できる独自のサービスを展開しています。
歌うだけでなく、映像鑑賞も楽しみたい場合には面白い選択肢となるでしょう。
ボカロを歌うならこの機種
ボーカロイド、通称「ボカロ」は、今やカラオケの人気ジャンルの一つです。
このボカロ曲をメインで歌いたいのであれば、選ぶべきは断然JOYSOUNDです。
JOYSOUNDは、黎明期からボカロ文化を積極的に取り入れており、その配信曲数は業界No.1を誇ります。
最新のヒット曲から、知る人ぞ知るマイナーな名曲まで、そのラインナップは他の追随を許しません。
また、ニコニコ動画などで人気の「歌ってみた」の投稿者が作成した楽曲をカラオケで歌える「うたスキミュージックポスト」というサービスもあり、よりディープなボカロファンも満足できる環境が整っています。
DAMも近年ボカロ曲の配信を強化してはいますが、曲数では依然としてJOYSOUNDに大きく差をつけられています。
ボカロ曲を歌うことが目的なら、JOYSOUNDを指名するのが最も確実な選択です。
アニソンを歌うならこっち
アニメソング、通称「アニソン」もカラオケの定番ジャンルです。
アニソンを歌う場合、どちらの機種を選ぶべきかは、歌いたい曲の傾向によって少し異なります。
幅広いアニソンやマイナーなキャラクターソングを歌いたい場合は、曲数に優れるJOYSOUNDがおすすめです。
特に、深夜アニメの楽曲やゲーム関連の楽曲などは、JOYSOUNDの方が網羅性が高い傾向にあります。
一方で、アニメのオープニングやエンディング映像（アニメ映像）を見ながら歌いたい場合は、DAMも非常に強いです。
DAMは「DAMアニメ部」と銘打ってアニソンコンテンツを強化しており、人気作品のアニメ映像搭載率は非常に高いです。
映像のクオリティを重視するなら、DAMも有力な選択肢となります。
結論として、歌いたいアニソンの幅広さを取るならJOYSOUND、特定のアニメの映像と共に楽しみたいならDAM、という使い分けが良いかもしれません。
最近はDAMも声優楽曲の配信に力を入れているので、差は縮まりつつあります。
洋楽のラインナップを比較
洋楽ファンにとって、機種ごとのラインナップは気になるところです。
洋楽に関しても、DAMとJOYSOUNDでは少し傾向が異なります。
最新のヒットチャートを賑わすポップスや、往年のロック・ポップスの名曲といったメジャーな楽曲については、DAM、JOYSOUNDともに充実しており、大きな差はありません。
どちらを選んでも、有名どころの楽曲で困ることは少ないでしょう。
しかし、映像コンテンツという観点で見ると、本人映像（公式MV）の多さでDAMが有利です。
有名アーティストのMVを見ながら歌える曲が多いため、より本格的な雰囲気を楽しめます。
一方で、少しマニアックなジャンルや、インディーズ系のアーティストになると、全体の曲数が多いJOYSOUNDの方が見つかりやすい場合があります。
自分の好きなアーティストがどちらで多く配信されているか、事前に公式サイトの楽曲検索で調べてみるのも一つの手です。
便利なエフェクト機能の比較
自分の歌声を変化させて楽しむ「エフェクト機能」も、カラオケの醍醐味の一つです。
これに関しても、両機種は異なるアプローチでユニークな機能を提供しています。
DAMの最新機種「LIVE DAM AiR」では、「なりきりエフェクト」という機能が注目です。
これは、特定の楽曲でアーティストが使用する特徴的なボーカルエフェクト（例：Perfumeのテクノボイス風エフェクトなど）を自動で再現してくれる機能です。
また、自分の歌声に自動でハーモニーを付けてくれる「ハモルン」や、音程を補正してくれる「歌うまフィルター」など、歌唱をサポートする機能が充実しています。
JOYSOUNDでは、より多彩なエフェクトを手動でかけられる点が特徴です。
スタンダードなエコーやリバーブはもちろん、ラジオボイスや宇宙人風ボイスなど、遊び心のあるエフェクトが多数用意されています。
また、一部店舗ではギターを接続して演奏できる「セッションボックス」という機器もあり、エフェクターを使って本格的なバンド演奏を楽しむことも可能です。
目的別で見るDAMとジョイサウンドの違い
- ヒトカラ（一人カラオケ）におすすめは？
- 便利な録音機能の比較
- リモコンの使いやすさを検証
- スマホとのアプリ連携機能
- 会員サービス（DAMとも / うたスキ）
- まとめ：DAMとジョイサウンドの違いを理解
ヒトカラ（一人カラオケ）におすすめは？
一人でカラオケに没頭する「ヒトカラ」。
その目的によって、おすすめの機種は変わってきます。
歌の練習や歌唱力向上を目的とするなら、DAMが圧倒的におすすめです。
高精度な「精密採点」は、自分の歌の長所や短所を客観的に把握するのに最適です。
音程、リズム、表現力など、項目ごとに詳細な分析結果が表示されるため、どこを改善すれば良いかが一目瞭然です。
また、採点中に前奏や間奏をスキップする機能があるため、限られた時間で効率的に練習を繰り返すことができます。
一方、好きな曲を好きなだけ、気ままに歌いたいという目的であればJOYSOUNDも良い選択肢です。
圧倒的な曲数を誇るため、マイナーな曲やマニアックな曲を心ゆくまで歌い続けることができます。
採点も高得点が出やすく、気持ちよく歌えるため、ストレス発散や気分転換にはぴったりです。
ヒトカラの目的別選び方
- スキルアップ目的の練習 → DAM
- ストレス発散、好きな曲を歌いまくりたい → JOYSOUND
便利な録音機能の比較
自分の歌を客観的に聴き返すことは、上達への近道です。
DAMとJOYSOUNDは、どちらも会員サービス（後述）に登録することで、自分の歌を録音し、後からスマートフォンやPCで聴くことができます。
DAMの録音機能（DAMとも録音）は、CDに迫る高音質での録音が可能です。
録音した音源は、自分のマイページで公開し、他のユーザーに聴いてもらったり、他のユーザーの録音とコラボ（デュエット）したりすることができます。
コミュニティ機能が充実しているのが特徴です。
JOYSOUNDの録音機能（うたスキ動画）は、音声だけでなく、部屋に設置されたカメラで自分の歌っている姿を動画として録画・公開できる点が最大の特徴です。
全国のユーザーと動画でコラボすることも可能で、よりエンターテインメント性の高い機能となっています。
自分のパフォーマンスを映像で確認したい方には非常に魅力的です。
注意：録音・録画機能の利用には『DAMとも』『うたスキ』の無料会員登録が必要です。公開範囲は自分だけから全国まで自由に設定できます。
リモコンの使いやすさを検証
カラオケの操作性を左右するのが、楽曲検索や予約を行うリモコン（デンモク）です。
毎日多くの人が使うものだけに、その使いやすさには各社の工夫が見られます。
DAMのリモコン（デンモク）は、物理的なボタンとタッチパネルを組み合わせたモデルが多く、直感的な操作が可能です。
特に予約から演奏開始までのレスポンスが非常に速いと評判で、サクサクと曲を入れたい人には快適です。
最新機種では音声操作にも対応しており、利便性が向上しています。
一方、JOYSOUNDのリモコン（キョクナビ）は、タッチパネル中心のUIで、機能ごとにタブで分けられているのが特徴です。
「曲を選ぶ」「採点」など、目的の機能にアクセスしやすく、初心者でも分かりやすいと評価されています。
スマートフォンの操作に慣れている人なら、すぐに使いこなせるでしょう。
どちらも慣れれば問題なく使えますが、初めて触る際の分かりやすさではJOYSOUNDのキョクナビ、操作のレスポンスの速さではDAMのデンモクに分がある、という印象です。
スマホとのアプリ連携機能
今やスマートフォンはカラオケに欠かせないアイテムです。
DAM、JOYSOUNDともに専用アプリを提供しており、スマートフォンを自分専用のリモコンとして使うことができます。
DAMの公式アプリ「デンモクアプリ」を使えば、自分のスマホから楽曲検索や予約はもちろん、キーやテンポの変更も手元で行えます。
また、事前に歌いたい曲をリストアップしておく「マイリスト」機能も便利です。
QRコードをかざすだけで簡単に接続できます。
JOYSOUNDの公式アプリ「キョクナビJOYSOUND」も同様に、スマホをリモコンとして利用できます。
曲の検索・予約はもちろん、スマホに保存されている動画をカラオケの背景映像として映し出すユニークな機能も搭載されています。
大人数でカラオケに行った際に、リモコンの取り合いになるのを避けられるのが最大のメリットです。
どちらのアプリも無料で利用できるため、カラオケに行く前にインストールしておくと、より快適に楽しむことができます。
会員サービス（DAMとも / うたスキ）
DAMとJOYSOUNDは、それぞれ独自の無料会員サービスを展開しており、登録することでカラオケをさらに深く楽しむことができます。
DAMの「DAMとも」は、歌唱力向上をサポートする機能が充実しています。
前述の「DAMとも録音」で自分の歌を保存・公開できるほか、採点結果の履歴を詳細に確認できます。
自分の苦手な音程や曲の傾向を分析できるため、本格的な練習に役立ちます。
また、ユーザー同士でコラボしたり、コメントを送り合ったりするSNS的な側面も持っています。
JOYSOUNDの「うたスキ」は、エンターテインメント性を重視したサービスです。
自分のアバターを作成したり、全国採点の順位を記録したりできます。
最大の特徴は、自分の歌う姿を撮影・公開できる「うたスキ動画」と、自作曲をカラオケ配信できる「うたスキミュージックポスト」です。
歌うだけでなく、自己表現の場として活用したい人に向いています。
どちらも登録は無料！DAMとも、うたスキともに基本的な機能は無料で利用できます。よく行くカラオケチェーンが決まっているなら、対応するサービスに登録しておいて損はありません。
まとめ：DAMとジョイサウンドの違いを理解
DAMとJOYSOUND、二大カラオケ機種の違いを様々な角度から比較してきました。
どちらが良い・悪いということではなく、それぞれに明確な強みと特徴があります。
この記事のポイントを参考に、その日の目的や気分に合わせて最適な機種を選び、あなたのカラオケライフをより一層豊かなものにしてください。
- DAMとJOYSOUNDはカラオケの二大ブランド
- 最新機種はDAMが「LIVE DAM AiR」、JOYSOUNDが「JOYSOUND X1」
- 曲数はボカロやアニソンに強いJOYSOUNDが圧倒的に多い
- 音質は迫力のDAM、クリアで歌いやすいJOYSOUNDと好みが分かれる
- 人気は目的によって異なり、本格派はDAM、バラエティ派はJOYSOUNDを選ぶ傾向
- 採点はプロ仕様で厳しいDAMと、高得点が出やすく楽しいJOYSOUNDで大きく異なる
- 高得点を取る難易度はDAMの方が高く、歌いやすさはJOYSOUNDに軍配が上がる
- 本人映像やライブ映像の充実度はDAMが圧倒的
- ヒトカラでの練習にはDAM、気ままに歌うならJOYSOUNDがおすすめ
- 録音機能はDAMが高音質、JOYSOUNDは動画撮影が可能
- リモコンはレスポンスのDAM、分かりやすさのJOYSOUND
- スマホアプリを使えば自分のスマホがリモコン代わりになる
- 会員サービスは練習向きの「DAMとも」、エンタメ向きの「うたスキ」
- 映像重視ならDAM、曲数重視ならJOYSOUNDが基本の選び方
- 最終的には自分の歌う目的やジャンルに合わせて選ぶことが最も重要
自宅で本格的なカラオケを楽しみたい方へ
カラオケ店に行かなくても、最近はご家庭で本格的なカラオケが楽しめるサービスが増えています。
ゲーム機や専用マイクがあれば、いつでも好きな時に歌い放題です。
おうち時間を充実させるアイテムとして、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
・Nintendo Switch
「カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch」をダウンロードすれば、JOYSOUNDのカラオケが楽しめます。
専用マイクを接続すれば、採点機能も利用可能です。
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・PlayStation 4 / 5
「カラオケ＠DAM」をダウンロードすれば、DAMのカラオケが楽しめます。
高精度な採点もお店さながらです。
→ Amazonで対応マイクを探す
